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麻酔1:幼若な子に適したやさしい麻酔

point1:大人と比し、幼若動物は、心拍数によって体に血液を送り、臓器を維持してい   

    る→麻酔薬注意

point2:筋肉量が少ないため、体温が下がりやすいため、麻酔作用増強や、麻酔効果

    時間の延長が起こりやすい→体温管理と薬剤チョイス

point3:血糖値を維持できない→血糖値管理

point4:臓器が未熟なため、解毒機能も未熟→クリアランスの早い薬剤をチョイス

 

~麻酔プロトコル(生後2カ月未満)~

①疼痛管理・・・メロキシカム0.1mg/kg 術前SC

②麻酔前投薬・ミタゾラム0.2mg/kg+モルヒネ0.1mg/kg+グリコピロレー0.01mg/kg IM

③導入薬・・・セボフルラン(マスク導入)(イソフルより臭気少なく=興奮しにい)

④維持麻酔・・セボフルラン2~3%(イソフル代用可能。)

 

~麻酔プロトコル1(生後2カ月~4カ月)~

①疼痛管理・・・メロキシカム0.1mg/kg 術前SC

②麻酔前投薬・アセプロ0.1mg/kg+ケタ5~20mg/kg+グリコピロレー0.01mg/kg IV 

③維持麻酔・・セボフルラン2~3%(イソフル代用可能。)

※アセプロは体温調節中枢抑制する→低体温起しそうな体型に注意必要。

※ケタは唾液や気管分泌を増やすので、抗コリンとセットで。

 

~麻酔プロトコル2(生後2カ月~4カ月)~

①麻酔前投薬・DZP0.5mg/kg IV

②麻酔薬・・・プロポフォール2mg/kg IVslow(成熟動物よりさらにSlow) 

③維持麻酔・・イソフルラン

麻酔2:短頭犬種(フレンチブル等)への安全な麻酔

point1:短頭犬種は短頭種気道症候群等、呼吸器系のリスクを考慮する

point2:迷走神経刺激に由来する徐脈を起しやすい

~麻酔プロトコルA~

①疼痛管理・・・カルプロフェン4mg/kg SC

②麻酔前投薬Ⅰ・ミタゾラム0.4mg/kg+スタドール0.2mg/kg 混合しIV

③麻酔前投薬Ⅱ・アトロピン0.03mg/kg IM

④導入前・・・・・酸素化

⑤麻酔薬・・・・・プロポフォール2mg/kg 希釈後IVslow

⑥維持麻酔・・・・イソフルラン1~2%

⑦局所麻酔・・・・2%リドカイン0.1ml/kg 浸潤麻酔

(check)覚醒Slow

麻酔3:心臓疾患の麻酔法

point1:心臓抑制作用のある薬物をチョイスしない。(ex.α2作動)

point2:心臓酸素要求を増加させる薬物を避ける(ex.ケタ) 

~麻酔プロトコル(軽度心臓疾患)~

①麻酔前投薬・アセプロ0.1mg/kg+ケタミン5mg/kg+グリコピロレート0.01mg/kg IV

②維持麻酔・・・イソフルラン

 

~麻酔プロトコル(中度心疾患)~

①麻酔前投薬・DZP0.5mg/kg IV

②麻酔薬・・・プロポフォール2mg/kg IVslow

③維持麻酔・・イソフルラン

麻酔4:てんかん発作をもつ動物の麻酔法

point1:脳抑制機能が低下している症例もいるため、興奮性薬剤の使用は控える

point2:脳圧を上昇させる特徴の薬物を控える (ex.ケタ、)

point3:発作域値を落とす(発作を起こしやすくする)薬物を控える (ex.アセプロ)

point4:脳循環に注意する。

~麻酔プロトコル(発作管理が不安定な症例)~

①麻酔前投薬・DZP0.5mg/kg IV

②麻酔薬・・・プロポフォール2mg/kg IVslow

③維持麻酔・・イソフルラン

 

~麻酔プロトコル(安定している症例)~

①麻酔前投薬・ミタゾラム0.3mg/kg+ブトルファノール0.1mg/kg+メデトミジン(犬:

               20μg/kg、猫:40μg/kg) IV

②維持麻酔・・イソフルラン

麻酔5:老齢動物の麻酔法

point1:代謝機能が衰えているため、代謝の速やかなものを使う

point2:筋力が低下しているため、呼吸状態、体温管理に注意する

~麻酔プロトコル~

①麻酔前投薬・DZP0.5mg/kg IV

②麻酔薬・・・プロポフォール3~4mg/kg IVslow

③維持麻酔・・イソフルラン2%

麻酔6:健康な子への麻酔法

~麻酔プロトコル~

①疼痛管理・・・カルプロフェン4mg/kg SC もしくはメタカム0.2mg/kg SC 

②麻酔前投薬Ⅰ・メデトミジン5~20μg/kg+ミタゾラム0.2~0.4mg/kg+スタドール  

        0.2mg~0.4mg/kg 混合しIV or IM 

③麻酔薬・・・・・なし

④維持麻酔・・・・イソフルラン0~1%

⑤局所麻酔・・・・2%リドカイン0.1ml/kg 浸潤

⑥拮抗薬・・・・・アンチセダン規定量 IM麻酔