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外鼻腔矯正術

短頭種症候群の代表的疾患の一つ『鼻孔狭窄』。鼻翼により外鼻孔がほとんどふさがれている事がわかる。この外観は肺に終末呼気胸腔内陰圧、機能的残気量および肺抵抗の増加が起こる。主な症状は吸気困難であり、鼻に原因があるケースでは開口により症状は緩和される。

本術式には『垂直楔状切開術』、『水平楔状切開術』等が代表的である。ここでは垂直楔状切開術を紹介する。外鼻孔をヨード消毒し、No11メス刃により鼻翼から垂直に楔状に切開し、鼻翼軟骨の一部にまで切開除去を加える方法である

楔状切開部を除去し、創縁を5-0または6-0の吸収性縫合糸を用いて縫合する。通常2~3か所の単純結紮縫合でよい。一か所は粘膜皮膚接合部を縫合する。

上記処置を左右ともに行う。重要な事は出血の多い本手術において電メスを使用しない事、左右均等に実施する事、外鼻孔が確実に確保されている事を確認する事である。術後はエリザベスカラーを着用する。