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1:脳減圧療法

 

脳神経疾患(脳炎や脳腫瘍、脳出血など)の度合いと部位により脳は病気が起きた

場所の浮腫み等により圧迫を受ける事があります。この事を「脳浮腫」と呼びま

す。それにより押されたところを通る神経の伝わりや栄養を供給している血管の

流れが停止し重大な二次的な神経病を引き起こす事があります。それを抑え治る

機会を与えるまた被害を最小限に食い止める方法が『脳内減圧療法』です。具体

的には脳組織の中で増えて圧迫を起こしている原因の水や血液をそこを通る血管

内に吸い戻す点滴(マンニトール、グリセオール、高張食塩水)や利尿剤、脳脊髄

液産生抑制剤などを用います。脳浮腫には原因と状態により三種類に大別され、

その発生からの経過時間と他の臓器のコンディションによりチョイスする薬品が

異なります。

 

2:脳血管療法

 

近年MRIの普及により犬猫にも脳梗塞や脊髄梗塞が発生していることがわかり

治療法も検討されてきています。ヒトでは72時間以内(ゴールデンタイム)の血

栓溶解療法の介入が治療成績を影響するとされています。動物では時間と治療成

績に対する大規模な臨床試験が行われておりませんが筆者の経験では時間も大切

な要素ではありますがそれに加えて詰まりを起こした部位と規模に影響を受ける

事が多いです。またそのゴールデンタイム以降でも治療法はあります。諦めず後

遺症を克服しましょう。筆者はすでに脳梗塞を患ってしまったペット達に対する

ステージごとに向いた低リスク高効果の治療法を提示させていただいております

。また経内頸動脈カラードプラー及び心臓カラードプラーを用いて首を通る脳に

酸素と栄養を送っている血管を超音波で描出する事と血液凝固系検査による脳血

栓予備軍の動物達に対するアプローチに積極的に取り組んでおります。

 

3:脳免疫療法

 

脳神経も全身臓器と同じくさまざまな原因で炎症を起し、その部位や原因によっては時に命を脅かす事もあります。そしてそこには原因とそれを抑制しようとする体に備わった免疫システムがあります。病原体などの感染性が原因である場合、その病原体を抑えために機能する免疫が逆に過激に働きすぎてしまう事があります。また免疫機能そのものが自分の体に攻撃を仕掛ける自己免疫疾患も脳でも起こります。そこでその免疫の働きの加減を調節する方法が脳神経免疫療法です。

 

4:脳内物質療法

 

ヒトや動物が動作や行動を起こす時、また睡眠など日常生活を送る上で必要不可欠であるのがアドレナリン等で知られる脳内物質です。脳疾患ではそれにより引き起こされる障害によって脳内物質が乱れ、様々な異常がおこります。それらは血液検査などで判断することが現段階ではできないため、神経学的検査法等を通して推定される乱調の原因物質に対しアプローチします

 

5:その他のアプローチ

-TCD(経頭蓋カラードプラー法)

-大腰筋筋溝ブロック

-坐骨神経ブロック

-内頸動脈超音波ドプラー法

-IVIG(ヒト免疫グロブリン静注療法)

-EAT(低周波鍼通電療法)

-MPSSパルス療法

-カクテルパルス療法

-髄鞘シーリング療法

10-副交感神経刺激薬療法

11-β-adorenalin受容体遮断薬療法

12-脳代謝抑制療法

13-神経Ca chanel療法

14-脳循環改善薬療法

15-脳酸化障害抑制療法

16-各種     療法

17-神経機能改善薬療法

18-AEDs(抗痙攣薬療法)

19-抗コリン薬療法

20-BBB療法

21-3H療法

22-多種抗精神病薬療法

23-ハイドロキシウレア療法

24-MTX療法

25-IFN療法