肺高血圧症など

今日は循環器定期検査の日。

本日の検査は4頭、長く診ている犬の肺高血圧症(今日の子はGroup4に属する)1件と僧帽弁閉鎖不全症ステージB2を2件と猫のCHF+胸水+糖尿併発例。

 

肺高血圧症を伴う心疾患は全体の割合からは決して多くはなく、当院では現時点で心疾患で治療中の全体数の6%程度である。しかし長年臨床に従事していると決して遭遇する事は少なくない疾患と感じる。

タダラフィルとシルデナフィルの有効性に関する比較に関する論文を上げておく。

当院では便利さや効果や成績から犬PHの治療にはタダラフィルをよく用いている→こちら

 

Clinical efficacy of tadalafil compared to sildenafil in treatment of moderate to severe canine pulmonary hypertension: a pilot study

J.A.JaffeyDVM, MSaS.B.LeachDVMaL.R.KongDVMaK.E.WiggenDVMaS.B.BenderPhDbcdC.R.ReineroDVM, PhDa

犬の肺高血圧症に対するシルデナフィルとタダラフィルの効果の違いについてアメリカのJ.A. Jaffey氏らは、23頭の犬を用いて有効性に関する研究を行った。その結果、シルデナフィル、タダラフィル有意に改善することが明らかとなった。Journal of Veterinary CardiologyVolume 24, August 2019, Pages 7-19