外傷性大腿骨頭脱臼

転落により足の付け根の骨である大腿骨頭が骨盤から離れてしまった犬3歳。レントゲン所見から大腿骨頭の完全脱臼および先天的股関節形成不全があると診断した。通常骨盤(寛骨臼)と大腿骨頭は靭帯によって連結されているが、外傷などの強い外力により靭帯が断裂してしまい完全脱臼にいたった。骨頭切除術によって通常の歩行状態をとりもどした。


レッグペルテス病


膝蓋骨脱臼


脛骨骨折

準備中


大腿骨頭成長板骨折

1歳1ヶ月洋猫がここ1ヶ月間にたびたびの跛行があると来院。

レントゲン撮影すると大腿骨の頚部と骨頭部が折れてしまっていた。猫種からSCFE(大腿骨頭すべり症)のような病態を疑った。
外側アプローチで大腿骨頭領域から関節包切開し、大腿骨頚と骨頭をピンで固定した。
術後2日過ぎて着地歩行、以降歩様に異常なく運動制限は3週間設けた。

前十字靭帯断裂

術前
術前
シーズー8歳
後肢挙上で来院されました。
診察台の上での触診で膝関節の上の骨(大腿骨)と下の骨(脛骨)が滑るのが触知されたためレントゲンで確認。正常な可動域を超えて下の骨(脛骨)が前方へ出てしまっている所見から前十字靭帯断裂と診断。この脛骨が前に大きく動いて出てしまう事で関節は通常起きない関節内の摩擦が生じ変形性関節症や半月板損傷などを起こしやすくなります。
そのため人工靱帯を装着する手術を行い、下の骨(脛骨)前に飛び出ないようにする事で関節の異常運動を防ぎ、関節に将来的に起きある病気を防ぐ処置をしました。
術後
術後
術後レントゲンで下の骨(脛骨)が前に出なくなっているのが分かる。
関節内の確認。関節内の切れた前十字靭帯を確認して断裂部は摘出します。またメニスカスなど他の組織の異常がないかも確認します。
術前と術後を分かりやすく図示してみるとこのような感じで前に出るのが抑えられています。